「蒸留工学」

蒸留工学の基礎から応用までを例題により
解説。 併せて研究開発に必要な実験方法
および工業規模の蒸留塔の試験データをも
掲載。 

東京理科大学 教授

大江修造著

講談社発行

目  次

(リンクは本書の内容とは独立したものである.)

1 液体の蒸気圧

気液平衡

3 蒸留の理論

4 回分蒸留

  •  回分単蒸留
  •  回分単蒸留の計算
  •  塩効果による回分単蒸留
  •  回分蒸留 
  •  最小理論段数
  •  多成分系
  •  全還流の計算
  •  定還流におげる初留計算
  •  定還流の留出時計算
  •  経時計算
  •  ホールドアップ量を考慮した計算

5 蒸留塔の設計

  • 蒸留塔の構造
  • 蒸留塔の挙動
  • 棚段塔の設計法
  •  塔径
  •  飛沫同伴量
  •  圧力損失
  •   A 乾き圧力損失
  •   B 段上の液による圧力損失
  •   C 段上の液を抜ける圧力損失
  •  ウィーピング
  •  ダウンカマ内の液滞留量 
  •  棚段上の液勾配 
  •  棚段塔の効率
  •  充填塔の設計
  •  フラッディング
  •  充填塔の圧力損失
  •  充填塔の高さ

6 蒸留実験法

  •  気液平衡測定装置
  •  気液平衡測定装置の検定
  •  測定方法
  •    A 装置の準備
  •    B 試料(仕込液)の調整
  •    C 大気圧の測定
  •    D 平衡蒸留
  • 測定値の熱力学的健全性の検討
  • 実験室用蒸留塔
  • 実験用蒸留塔
  • 蒸留塔本体
  • 蒸留塔の付属機器
  • 棚段の選択
  • プラント規模の蒸留塔用シミュレータ
  • 棚段の流体力学的特性の試験奘置
  • ブラント規模の実験用蒸留塔
  • FRIの試験用蒸留塔
  • FRIにおける試験結果
  •  A 処理能力
  •  B 液漏れ(ウィープ点)
  •  C 圧力損失
  •  D 塔効率
  •  E 飛抹同伴
  • 付 表
  •  付表1 蒸気圧式定数 アントワン式定数
  •  付表2 気液平衡推算式定数
  •        ウィルソン定数
  •  付表3 気液平衡推算式定数
  •        ペンロビンソン定数
  • 索 引